創業から3ヶ月は、やることが多すぎて何から手をつければいいかわからなくなりがちです。しかし、この時期に何を優先するかが、半年後・1年後の状態を大きく左右します。「全部やる」は現実的ではありません。最初の90日で決めるべきことを、優先順位をつけて整理します。
最初の30日:仮説を一つに絞る ¶
創業直後は、アイデアが複数あることが多いです。しかし最初の30日でやるべきことは、「最も早く検証できる仮説を一つ選ぶ」ことです。複数のアイデアを同時に追うと、どれも中途半端になります。「誰に、何を、どうやって届けるか」を一文で書けるまで絞り込んでください。この一文が、採用・資金調達・営業のすべての基準になります。
31〜60日:最初の顧客から学ぶ ¶
仮説を決めたら、次の30日は最初の顧客を獲得し、そこから学ぶことに集中します。ここでの「学ぶ」とは、顧客が何に価値を感じ、何に不満を持ち、どんな言葉で説明するかを記録することです。この時期に得た言葉は、後のマーケティングコピーや営業トークの原材料になります。完璧なプロダクトを作ってから売ろうとすると、この学習機会を逃します。
61〜90日:採用か外注かを決める ¶
最初の顧客から学んだことをもとに、次のフェーズで何が必要かが見えてきます。ここで「採用するか、外注するか」の判断が必要になります。採用は時間がかかります。採用要件を書き、面接を設計し、オンボーディングを準備するだけで1〜2ヶ月かかります。90日目に「採用しよう」と決めても、実際に人が動き始めるのは半年後になることがあります。だから、60日目には判断を始める必要があります。
よくある失敗:全部を同時にやろうとする ¶
採用・資金調達・プロダクト開発・営業を同時に進めようとして、どれも中途半端になるケースは非常に多いです。特に資金調達は、他のすべての作業を止めるほど時間を取られます。資金調達を始めるタイミングは、「今すぐ必要」になる前の3〜4ヶ月前が理想です。逆算して、いつ資金調達の準備を始めるかを90日プランに組み込んでください。
最初の90日の設計は、BlendMesh24のスタートアップ診断パッケージで一緒に行います。提供しているプログラムの詳細はサービスページをご覧ください。